■ゲーム機の'RGB','VGA'出力化情報■
RGB15KHz(21PinMulti)とRGB31KHz(VGA)の出力を行う為の情報

RGB出力可能なゲーム機と、注意点等を下表に記載
Model 1531etc..
GameCube OKOKD端子ケーブルの改造により可能
PlayStation1OK--RGB21Pinケーブルを使用
PlayStation2OKOKRGB21Pinケーブルを使用
X-BOX ??????
DreamCast OKOKVGA-BOXにより可能(VGA対応ソフトのみ),15KHzは非純正品がサポート
SegaSaturn OK--RGB21Pinケーブルを使用
Nintendo64 OK--本体内の改造が必要
SuperFamicomOK--RGB21Pinケーブルを使用
ピンアサイン 実配線図
注:上図の右側は基盤が上下2つあるように見えますが上が表で下が裏です
GAME CUBE
必要な物:任天堂D端子ケーブル(Rev0)x1、VGAコネクタx1、10Kオーム抵抗x1
D端子ケーブルのケースを開けシールドをはがずと左図のICが乗った基盤が出てきます
(ケースの表面の小さい穴に精密マイナスドライバを差込みロックを外して下さい)
上左図を参考に信号を取り出せばVGA出力が得られます
12番ピンは通常GNDに接続されていますが、それを持ち上げてGCからの1番ピン(3.3v)
に10Kの抵抗を経由して接続する事によりコンポーネント出力からVGA出力に切り替わります
純正のケーブルでは使用していない線(白色=Line1、灰色=Line3)が余っていますので(裏のGNDにシールドと接続されている)
それを同期信号に配線してあげればケーブルがそのまま活用できます
黒の線(Line2)も繋がっていますが、GNDとして使うのが判りやすいかと思います
RGB信号はフィルタを経由して基盤裏にそのままの色で配線されていますので、
そのまま活用しましょう。
最後にD端子側のケーブルを切断して15Pinコネクタ(使用条件に合わせてオスかメスを選択)に変更すれば完成です。
15Pin端子の接続内容は[VGA15Pin]を参照して下さい。
RGBとシンク、GND意外の信号は未接続で問題はありませんが、VGA側のGNDはすべて配線したほうが良いでしょう。
シールドは元に戻すのは難しいので外してかまいません。

(注1)
このケーブルでは最初の機動画面、および本体の設定画面等は映りません。
これは機動画面は必ずTVモード(15KHz)で出力されるからです。
ゲーム側でプログレシブモードを選択した時から表示されます。
プログレシブモードは電源GCロゴ表示中からゲーム機動まで[B]ボタンを押す
一度設定すれば次回機動時には(ケーブルを抜かないかぎり)選択画面で一旦とまります
もしモニタ側が15KHzに対応している場合は映るかもしれませんが未確認です
(注2)
このケーブルでは音声信号は取り出せません。別途AVケーブルでコンポ等に配線して下さい。
実際にはデジタル音声の出力もされていますがここでは扱っていません。
(注3)
将来的にICが変更になってピンアサインが変更になったりVGA出力が出来なくなっても責任はとれません
その他の機種においてはアップスキャンコンバータを用いる事によりVGA表示が可能です。
「ゲームスアーク」等で調べて下さい
注意としてはアップスキャンコンバータは一度アナログ信号になった物を、再度デジタル信号に変換する物ですので
画質の劣化(画像のボケ、色にじみ)は避けられません。
RGB15KHzを31KHzに変換する場合は処理の仕方によりますが、ある程度期待できます。(XRGB2等)

とりあえず電波新聞社のXRGB2-Plusへのリンク→「XRGB2-Plus」
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